【電気・電子・機械】国内M&A評価額ランキング 2017年

2018年 6月 29日

第2位 メディアドゥが出版デジタル機構を取得

公表日
評価額
112億円
取引額
79億円
比率
70.52%

メディアドゥは、出版デジタル機構の株式70.52%を産業革新機構より取得し、子会社化することを決議した。

ビジネス書、 文芸書等のテキストの電子書籍流通を推進することを目的としている。

売り手企業出版デジタル機構

2013年に電子コンテンツ流通大手の株式会社ビットウェイを買収・統合し、電子取次事業に進出しました。

規模の大小を問わず幅広い出版社の取引先を抱えており、特に文芸書、学術書などを中心としたテキストコンテンツを豊富に取り揃えている。

売上高
150億円
営業利益
6.3億円
経常利益
6.3億円

買い手企業メディアドゥ

電子書籍取次の大手企業。

第1位 デンソーが富士通テンを取得

公表日
評価額
329億円
取引額
168億円
比率
51%

デンソーは富士通の連結子会社である富士通テンの株式の一部を譲り受け、デンソーの連結子会社とすることについて決議した。

富士通テンをグループ会社とすることで、両社の持つ開発技術における協力関係強化を図り、企業価値向上を実現することを目的としている。

売り手企業富士通テン

オーディオ、マルチメディアをはじめとした製品、サービスを提供している。

富士通のラジオ部門が分離・独立して設立された。

売上高
3800億円
営業利益
140億円
経常利益
130億円

買い手企業デンソー

自動車部品世界シェアNO1の自動車部品メーカー。

今後の電気・電子・機械業界のM&A

電気・電子・機械業界は、すそ野が幅広く、シェアの拡大や事業の多角化、新技術・新規分野の開発能力の獲得などを目的にM&Aを積極的に行われており、また、多くの企業がグローバル化も進めています。電気・電子・機械業界では、2018年もM&Aが活発に行われると予測されます。