【電気・電子・機械】国内M&A評価額ランキング 2018年上半期

2018年 8月 10日

第2位 新川がパイオニアFAを取得

公表日
評価額
21億円
取引額
21億円
比率
100%

新川は、取締役会において、パイオニアFAの全株式を取得し、連結子会社化することを決議しました。

新川は、パイオニアFAが持つ高い技術力と生産力、独自のトータルソリューション提供力を活用することで、ソリューションの提供力、競争力の強化や、アジア市場におけるシェア拡大などを図ります。

売り手企業パイオニアFA

電子部品の実装装置、組立装置、検査装置等の設計、製造、販売お よび各種製造用ソフトウェアの開発、販売を行っています。

売上高
39.9億円
営業利益
2.24億円
経常利益
2.38億円

買い手企業新川

半導体製造装置の研究・開発・設計・製造・販売および保守サービスを行っています。独自の技術により高精度化を実現したダイボンダなどの製品があります。

第1位 太陽誘電がエルナーを取得

公表日
評価額
121億円
取引額
50億円
比率
41.46%

太陽誘電は、取締役会において、エルナーとの間で資本業務提携契約を締結し、エルナーが実施する第三者割当増資を引き受けることにより、エルナーを子会社化することを決議しました。

太陽誘電は、エルナーとのM&Aにより、車載関連、産業機器、環境エネルギー市場向けビジネスをグローバルに成長させ、一層の収益力の拡大と、それに伴う企業価値の最大化を図ります。

売り手企業エルナー

電子部品の製造・販売(コンデンサ、プリント回路)や、太陽光発電事業を行っています。アルミニウム電解コンデンサや、レーザービルドアップ配線板などの製品を展開しています。

売上高
285億円
営業利益
7.9億円
経常利益
-2.85億円

買い手企業太陽誘電

セラミックコンデンサ、インダクタ、モバイル通信用デバイス(FBAR/SAW)、モジュール、エネルギーデバイス 等の電子部品の開発・製造・販売を行っています。

ランキングまとめ

各社、M&Aにより、互いの技術や人材、販売ネットワークを活用することで、事業の成長、生産効率の向上、ソリューションレベルの向上、グローバル市場におけるシェア拡大などを狙っています。