【アプリ・Webサービス】国内M&A評価額ランキング 2018年上半期

2018年 8月 14日

2018年度の国内M&A(株式取得)において評価額が公表されたM&Aのみのランキングとなります。

第5位 じげんがアップルワールドHDを取得

公表日
評価額
14.4億円
取引額
14.4億円
比率
100%

じげんは、取締役会において、アップルワールドHDの全株式を取得し、連結子会社化することを決議しました。

じげんは、アップルワールドHDを完全子会社化することで旅行領域へ本格的に参入します。そして、自社のマッチングテクノロジーと、アップルワールドHDが持つ国内旅⾏代理店や海外ホテルネットワークを組み合わせることで、メディアプラットフォームとしての収益最大化を図ります。

売り手企業アップルワールドHD

旅行サイトの運営を行っています。B2C事業(個人旅行者向けホテル予約手配)、国内B2B事業(国内旅行会社向けホテル予約手配)、グローバルB2B事業(海外旅行会社向けホテル予約手配)を展開しています。

売上高
7.19億円
営業利益
-1.01億円
経常利益
-1.07億円

買い手企業じげん

ライフメディアプラットフォーム事業(求人・住まい・車など、"ライフイベント領域"を中心としたサービス群の運営)を行っています。
複数のメディアの情報を統合し、一括して検索、お問合せなどができるEXサイトや、特定の業種や地域の企業の情報を集約したメディアの運営等を行っています。

第4位 ラクスがブレインメールを取得

公表日
評価額
15.8億円
取引額
15.8億円
比率
100%

ラクスは、ブレインメールの全株式を取得し、子会社化することを決議しました。

ラクスは、自社のクラウド型メール配信サービスが、ブレインメールのサービスと機能面、価格面で補完関係にあることから、両社が連携することによりシェアの向上が見込めると判断しました。今回のM&Aにより、売上の拡大と利益率の向上を見込んでいます。

売り手企業ブレインメール

クラウド型メール配信サービスの提供を行っています。

売上高
6.39億円
営業利益
5100万円
経常利益
6300万円

買い手企業ラクス

中小企業をターゲットに、経営サポート、業務効率化をするクラウドサービス(メール管理、メルマガ配信、交通費精算や経費精算 など)を提供する自社開発のクラウドIT企業です。

第3位 アイリッジがDGマーケティングデザインを取得

公表日
評価額
16.9億円
取引額
13.5億円
比率
80%

アイリッジは、デジタルガレージとの間で業務・資本提携契約を締結すること、及びデジタルガレージに対する第三者割当による新株式発行を決議しました。
また、今回の業務資本提携において、アイリッジは、デジタルガレージの新設分割により設立予定である新設分割設立会社の株式 80%を取得すること、デジタルガレージより株式会社DGコミュニケーションズの株式14%を取得することに合意しました。

アイリッジは、デジタルガレージとの業務・資本提携により、デジタル/リアルを統合した一気通貫のマーケティング・ソリューションを展開し、ソリューション領域の拡充、ターゲット業界の拡大を目指します。

売り手企業DGマーケティングデザイン

クリエーションデザイン、データサイエンス、デジタルテクノロジーを活用したマーケティング事業等を行っています。リレーション領域にてリアル/デジタル、双方の領域をまたいで、プロモーションからコンバージョンまで、さらにメディア·クリエイティブのプランニングから制作·実行、データ解析やCRM実行までを、一気通貫のマーケティング·ソリューションとして提供しています。

売上高
25.7億円
営業利益
1.29億円
経常利益
1.3億円

買い手企業アイリッジ

O2Oソリューションを中心としたインターネットサービスの企画・開発・運営を行っています。次世代O2Oソリューション「popinfo」を中心に、O2Oアプリ、O2Oビッグデータ、位置情報解析マーケティング、AIスピーカースキルの開発、提供を行っています。