【アプリ・Webサービス】国内M&A評価額ランキング 2017年

2018年 6月 29日
2017年度の国内M&A(株式取得)において評価額が公表されたM&Aのみのランキングとなります

第5位 マネーフォワードがクラビスを取得

公表日
評価額
8億円
取引額
8億円
比率
100%

マネーフォワードは、クラビスの発行するすべての株式及び新株予約権を取得し、子会社化することについて決議した。

売り手企業クラビス

自動記帳ソフト「STREAMED(ストリームド)」を提供する企業。

「STREAMED(ストリームド)」は、領収書や請求書などをスキャンすることで会計データに変換することができる。

売上高
1億円
営業利益
-2700万円
経常利益
-2400万円

買い手企業マネーフォワード

個人向けの資産管理・家計管理ツール「マネーフォワード」を提供している企業。

第4位 エボラブルアジアがまぐまぐを取得

公表日
評価額
9.3億円
取引額
8億円
比率
85.7%

エボラブルアジアは、まぐまぐの株式を取得し(取得割合:59.6%)、まぐまぐの株式取得予定のエヌ・エイチ・シー・フィフティーンとの簡易株式交換を行うことにより、85.7%の株式を取得し子会社化する。

エボラブルアジアはまぐまぐの有する広いユーザ基盤へ「AirTrip」を訴求していく考え。

両社の得意分野を掛け合わせ、旅行特化型メディアの運営開始も検討している。

売り手企業まぐまぐ

メールマガジンやウェブサイトを利用した広告メディアの企画・制作や運用を行う企業。

メールマガジン配信サービス「まぐまぐ!」、WEBメディア「MAG2NEWS」や「MONEY VOICE」の運営を行っている。

売上高
4.7億円
営業利益
5500万円
経常利益
5500万円

買い手企業エボラブルアジア

総合旅行サービスプラットフォーム「AirTrip」の運営を行っている。

第3位 トライステージがアドフレックス・コミュニケーションズを取得

公表日
評価額
11億円
取引額
11億円
比率
100%

トライステージは、アドフレックス・コミュニケーションズの全株式を取得し、子会社化することを決議した。

今回の子会社化によって、両社の顧客企業に向けてテレビとWEBを連動させたサービスの提供が可能になる。

売り手企業アドフレックス・コミュニケーションズ

ダイレクトマーケティング実施企業に向けたインターネット広告支援を主力としている企業。

マーケティングプランの策定から、クリエイティブ制作、媒体選定・ 買付・出稿、効果測定・改善までを、迅速に実行することを強みといる。

売上高
32億円
営業利益
1.9億円
経常利益
1.8億円

買い手企業トライステージ

ダイレクトマーケティングの総合支援事業を行っている企業。