【2018年上半期】国内M&A評価額総合ランキング

2018年 8月 21日

第2位 【医療】日医工がエルメッドエーザイを取得

公表日
評価額
170億円
取引額
170億円
比率
100%

日医工は、取締役会において、エルメッドエーザイの株式を取得し、子会社化することを決議しました。

日医工は、エルメッドエーザイを子会社することで、両社が保有する資産や強みを活かし、シナジーを生むことでジェネリック医薬品事業の拡大などを目指します。

売り手企業エルメッドエーザイ

ジェネリック医薬品の研究開発・製造、医薬品の研究開発、製造、販売および輸出入を行っています。

売上高
280億円
営業利益
19.2億円
経常利益
19.2億円

買い手企業日医工

医薬品、医薬部外品、その他各種薬品の製造販売輸出入等を行っています。循環器官用薬、消化器官用薬、呼吸器官用薬、中枢・末梢神経系用薬他、924品目を取り扱っています。

第1位 【倉庫・運輸】SBSホールディングスがリコーロジスティクスを取得

公表日
評価額
270億円
取引額
180億円
比率
66.6%

SBSホールディングスは、リコーロジスティクスの普通株式の一部を取得し、連結子会社化することを決議しました。

SBSホールディングスは、リコーロジスティクスとのM&Aによりメーカー系物流サービスの強化を図り、物流サプライチェーンをさらに強固にサポートする体制を構築することが可能となりました。
自社グループの3PLや不動産開発のノウハウ、また培ってきた経営ノウハウを活用することで、両社のさらなる成長を目指します。

売り手企業リコーロジスティクス

運輸・倉庫業を行う、リコーの物流子会社です。
下記事業を展開しています。
1) 一般貨物自動車運送事業
2)貨物運送取扱事業
3)コンピューター・事務用機器類及びその消耗品等の回収・リサイクル事業
4)倉庫業及び保税上屋業
5)通関業
6)航空貨物運送取扱事業
7)港湾運送事業
8)外航海運貨物運送取扱事業
9)包装設計並びに包装資材の製造・販売
10)その他定款に定める事業

売上高
717億円
営業利益
19.3億円
経常利益
20.6億円

買い手企業SBSホールディングス

持株会社としてグループ全体の経営戦略の策定・推進、グループ経営の監査、その他経営管理業務を行っています。

ランキングまとめ

2018年上半期、国内M&Aの評価額の第1位は、SBSホールディングスとリコーロジスティクスで実施された評価額270億円(取引額180億円)のM&Aでした。
2018年上半期、国内M&Aは、 倉庫・運輸、医療、自動車、電気・電子・機械、アプリ・WEBサービス等の様々な業界で行われました。