【食品・外食】クロスボーダーM&A評価額ランキング 2017年

2018年 7月 9日

第2位 大塚ホールディングスがデイヤフーズを取得

公表日
評価額
361億円
取引額
361億円
比率
100%

大塚ホールディングスの完全子会社である大塚製薬株式会社は、北米でプラントベース食品を開発、製造販売するデイヤフーズの全株式を大塚製薬の完全子会社を通じて取得しました。

売り手企業デイヤフーズ

プラントベース(植物由来)食品、デアリーフリー(乳代替)食品の研究開発、製造および販売をしています。

売上高
70億円

買い手企業大塚ホールディングス > 大塚製薬

医薬品・臨床検査・医療機器・食料品・化粧品の製造、製造販売、販売、輸出ならびに輸入を行っています。

 

第1位 日本たばこ産業がNational Tobacco Enterprise Share Companyを取得

公表日
評価額
1630億円
取引額
490億円
比率
30%

日本たばこ産業グループは、エチオピアでたばこ事業を展開するNational Tobacco Enterprise Share Companyの発行済株式の約30%をエチオピア政府より追加取得し子会社化(所有割合70.95%)しました。

売り手企業National Tobacco Enterprise Share Companyの紙巻たばこの製造及び販売事業

エチオピアで紙巻たばこの製造及び販売事業を展開しています。

売上高
54億円
営業利益
20億円

買い手企業日本たばこ産業

たばこ事業のグローバル化を積極的に推進し、130以上の国と地域でJTブランドの販売を行っています。

今後の食品・外食業界のM&A

外食・食品業界では、他業種からの参入や、新しく海外進出を展開する企業等、クロスボーダーのM&Aが活発に行われています。海外市場を取り込む事により、販路拡大、ブランド力の強化、物流の効率化を図っています。今後も、食糧需要が急増するアジアなどの新興地域をはじめとした地域でのネットワークの強化・拡充によるM&Aが増加すると予測されます。