【ソフトウェア】国内M&A評価額ランキング 2018年上半期

2018年 8月 20日

第2位 ナレッジスイートがフジソフトサービスを取得

公表日
評価額
6億円
取引額
6億円
比率
100%

ナレッジスイートは、取締役会において、フジソフトサービスの全株式を取得し、子会社化することを決議しました。

ナレッジスイートは、システム開発で豊富な実績を持つフジソフトサービスを取り込み、クラウドインテグレーションノウハウをベースにした先端IT技術者の育成環境、先端技術力、研究開発体制を共有することで、事業領域の拡大、収益基盤の拡大を目指します。

売り手企業フジソフトサービス

汎用系、オープン系問わず多数システムの開発に対応できる、システム開発会社です。インフラ設計・構築にも対応しています。

売上高
2.67億円
営業利益
100万円
経常利益
1100万円

買い手企業ナレッジスイート

グループウェア機能が搭載されたSFAやCRMなど、クラウド型営業支援システムの開発を行っています。

第1位 ユニリタが無限を取得

公表日
評価額
6.3億円
取引額
6.3億円
比率
100%

ユニリタは、取締役会において、無限の全株式を取得し、子会社化することを決議しました。

ユニリタは、無限が業務システム開発で培ってきた技術力や知見を活かし、ソリューションのレベルアップ、ターゲット市場の拡大を目指します。

売り手企業無限

システムインテグレーション事業、自社パッケージソフトの企画、開発、販売を行っています。

売上高
21.8億円
営業利益
7260万円
経常利益
7100万円

買い手企業ユニリタ

メインフレームからオープン系までをカバーしたソフトウェアの開発から、データ活用ソリューションの提供や、ITシステム運用管理パッケージソフトウェアの開発・販売・サポートを行っています。

ランキングまとめ

IoT分野の拡大や、ゲーム市場の復調により、ソフトウェア業界でもそれに対応できる技術者の人材不足は深刻化しているようです。
各社はM&Aにより技術者を確保することで開発基盤を強化し、さらに互いの技術を取り入れることで、事業領域の拡大、新しい市場への挑戦をねらっています。